本日は以前施工させていただいた賃貸マンションの収納設計についてご紹介します。
オーナー様より空き部屋を埋めるためのリフォームのご相談をいただきました。
劣化した水廻りを新しくし、内装をきれいにして入居者様を募りたい…
しかしそこまでリフォームに予算をかけて本当にすぐに入居してもらえるのだろうか?
そこで入居率アップの為に和室にある押入を、洋室化に伴いクローゼットへと大改造しました。
【Before】
【After】
幅と奥行を生かすために左右で用途を変えました。
向かって左側には新たにハンガーパイプを設け、洋服をたたまずにハンガーのまま掛けることが
できるようになり、中段の下は既製品の衣装ケースがすっきりと入るように棚の高さを上げたので、
格段に使い勝手が良くなりました。
また、既存の天袋を無くしたことで、上部も天井いっぱいまで高さを使えるようになり、枕棚の上にも
物をしまうことができるので、無駄なスペースがありません。
向かって右側はフレキシブルに使えるように可動棚にしました。
可動棚は好みの高さに調整することができ、棚の奥行は深すぎても使いにくいので、あえて奥行を浅くし、
手前には掃除機などの高さのあるものも収納できるように一工夫。
扉はふすまから折戸に変わったことでフルオープンが可能となりました。
限られたスペースを最大限に使うことができ、収納してある物を一目で把握するのにも役立ちます。
【オーナー様へのご提案】
【工事途中】