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マンションの床ってどうやって出来ているの?

こんにちは!リノアス(株式会社レベル)の岡田です。
今日はお客様が普段絶対に見えない部分、マンションの2重床『万協フロアシステム』という業界標準の乾式遮音2重床の施工をご紹介します。床の下地って、こうやって出来ているんですよ!まずは外周の下地。『防振システム根太』を配ったところです。遮音タイプで使用するシステムネダです。
そこに『専用接着剤 スラブロック』を流し込むと・・・
下の黒い防振ゴムのところから、『スラブロック』がしみ出してきているのが分かりますか?このボルト足は中が空洞になっていて、接着剤が下に流れる仕組みになっているんです。
この接着剤で支える足とコンクリ面を強力に接着します。
そして翌日。接着剤が白く固まっています。ものすごく強力なので、コンクリートの床からはがれたりする心配はありません。さていよいよ床の下地板の施工に入ります。厚さ20mmの『パーティクルボード』を敷きこんでいきます。手前に見えるのが『万協システムフロア』の補強足です。こちらも遮音タイプを使って下階への生活音の伝わりを遮断します。足のアップです。黒いゴムの形が2種類あるの、分かりますか?(手前と奥で形が違います)遮音性能の高い手前のゴムは沈み込みが大きいので、奥に見える補強用のゴムで荷重のよくかかる掃き出しサッシ前の床を補強しています。
このように図面に基づいて、補強が必要な部分にはしっかりと補強用の足を入れていきます。
配管の高さがギリギリだったので、パーティクルボードを切り欠いた部分です。マンションでは天井高を最大限に確保するために、こういったきわどい施工もしばしば見られます。ベニヤを貼ると見えなくなるので安心ですが、釘打ち等には気をつけなければいけませんので、こういった箇所はしっかりマーキングします。
そして・・・完成!全面ベニヤを貼り終わりました。写真真ん中のあたりにはキッチンの配管が飛び出してきています。計画通り、完璧な位置に出てきて一安心する瞬間です。
不定期で開催する施工中見学会では、こんな普段見られないリノベの裏側も全部お見せしています。
ぜひ、現場に遊びに来てくださいね^^
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